導光板金型、非球面レンズの金型、高機能フィルム転写用ロール、LED反射ミラー、ガラスレンズの金型などに利用されています。
一般的にめっき皮膜にはピンホール(素地まで達する微小の穴)やピット(素地まで達しない凹み)が存在します。しかし、フラットパネルディスプレイ用の導光板の金型や高精度レンズ金型、反射用ミラーや加飾用ロールは、ナノレベルの欠陥すら品質に影響を与えます。
そこで当研究所では、これらの製品をターゲットとして、ピンホールやピットのようなめっき欠陥を極限までなくした「ノンピンホールめっき」を開発いたしました。国内企業でも数少ない技術です。
ノンピンホールめっき | |
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主成分 | Ni-P(P:約12%) |
組織 | アモルファス構造 |
融点 | 850℃〜950℃ |
硬度 | 折出処理:Hv500〜550 熱処理状態:最大900近く |