ノンピンホールめっきDefect-free high quality Electroless Nickel Plating

ノンピンホールめっき

光学系金型に向けた、
無欠陥 厚膜高性能皮膜です。

導光板金型、非球面レンズの金型、高機能フィルム転写用ロール、LED反射ミラー、ガラスレンズの金型などに利用されています。

ノンピンホールめっき

ノンピンホールめっき

一般的にめっき皮膜にはピンホール(素地まで達する微小の穴)やピット(素地まで達しない凹み)が存在します。しかし、フラットパネルディスプレイ用の導光板の金型や高精度レンズ金型、反射用ミラーや加飾用ロールは、ナノレベルの欠陥すら品質に影響を与えます。

そこで当研究所では、これらの製品をターゲットとして、ピンホールやピットのようなめっき欠陥を極限までなくした「ノンピンホールめっき」を開発いたしました。国内企業でも数少ない技術です。

  • ノンピンホールめっき
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ノンピンホール無電解ニッケルめっき皮膜特性

  ノンピンホールめっき
主成分 Ni-P(P:約12%)
組織 アモルファス構造
融点 850℃〜950℃
硬度 折出処理:Hv500〜550
熱処理状態:最大900近く

ノンピンホールめっき皮膜を用いた超精密金型制作の流れ

  • ノンピンホールめっき皮膜を用いた超精密金型制作の流れ
  • ノンピンホールめっき皮膜を用いた超精密金型制作の流れ

金属被膜研究所のノンピンホールめっきの特徴

  • めっき皮膜は非晶質、非磁性で経時変化がありません。
  • 熱処理(250℃以下)を行ってもその特性を失うことはありません。
  • 400μmまで実績があり、膜厚コントロールは、膜厚指示に対して±10%内に抑えることが可能です。
  • 平滑性、切削加工性に優れています。
  • 非磁性を必要とする部品や超精密金型へのめっきに最適です。 

用途

導光板用金型
非球面レンズの金型
高機能フィルム転写用ロール
LED反射ミラー
など